チャコ文化国立歴史公園, 米国 ニューメキシコ州

© Ian Shive/Tandem Stills + Motio

砂漠にある神秘的な遺跡

ここは米国のニューメキシコ州にあるチャコ文化国立歴史公園。公園内のチャコ・キャニオンは数百年にわたり、古代プエブロ人の主要な文化の中心地として栄えました。冬が長く雨が短い、乾燥した高地の砂漠地帯は決して住みやすい環境ではありませんでしたが、プエブロの人々は、厳しい条件に対応するため、様々な方法を見つけだし、生活していました…

現在、多くの古代遺跡を有するチャコ文化国立歴史公園ではプエブロ族の文化や伝統を垣間見ることができます。公園内にある、グレートハウスと呼ばれる先史時代の儀式用および公共建物の遺跡は、プエブロ文化に特有の建築スタイルで建てられており、石灰岩のブロックや日干しレンガが使われています。特に、プエブロ・ボニートは公園内で最も大きく、最も人気のあるグレートハウスです。