「デンマークとドイツの間の湿地で秋の渡りをするムクドリ」

「デンマークとドイツの間の湿地で秋の渡りをするムクドリ」

© Viking/Alam

黒い太陽. 「デンマークとドイツの間の湿地で秋の渡りをするムクドリ」

写真はワッデン海上空のムクドリの群れです。日本国内では留鳥とされていますが、デンマークとドイツの間のこの湿地帯では、毎年秋に渡りを行います。この大群の大移動は、「黒い太陽」とも呼ばれます。無数の鳥の群れは、さまざまなユニークな形を作って飛んでいきます…

ムクドリは、昔は作物につく虫などを食べてくれる益鳥でした。が、現代の生活では、鳴き声による騒音や糞尿、更にはダニの発生で害鳥とされ、社会問題にもなっています。決していい声とはいえませんが、モーツァルトはペットとしてムクドリを飼っており、その鳴き声を主題にして曲を書いたそうです。

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