「五山送り火の鳥居形松明と灯篭流し」京都

「五山送り火の鳥居形松明と灯篭流し」京都

© Kaoru Hayashi/Getty Image

今日は五山の送り火. 「五山送り火の鳥居形松明と灯篭流し」京都

今日でお盆も終わり、京都では恒例の五山送り火が、規模を縮小して行われます。例年ならば、まず東山の「大」の字に灯が点り、続いて松ケ崎の「妙」と「法」、西賀茂の「船形」、大北山の「左大文字」、そして写真の嵯峨の「鳥居形」の順に灯が点されますが、今年は点灯箇所が大幅減となります…

お盆には、死者の霊魂がこの世に帰ってくると信じられています。ご先祖さまたちに帰る家の目印として焚くのが「迎え火」、お盆が終わってあの世に戻る道を照らすのが「送り火」です。京都の五山送り火は、「お精霊(しょらい)さん」と呼ばれる死者の霊を無事にあの世に送るため、祈りを込めて焚かれます。

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