ヨトゥンヘイメン国立公園, ノルウェー

ヨトゥンヘイメン国立公園, ノルウェー

© Marisa Estivill/Shutterstoc

北欧神話における巨人の故郷

ノルウェーのヨトゥンヘイメン国立公園は、約 1150km² の面積を誇る雄大な自然の宝庫です。「巨人の故郷」とも称されるこの地には、標高 2469m の北欧最高峰ガルフピッゲンをはじめ、1900m を超える山々が 250 以上そびえ立っており、鋭く切り立つ峰と氷河が織りなす風景が、訪れる人々を魅了します…

公園には、過酷な環境に適応した高山植物が自生しており、アカギツネやホッキョクギツネ、レミング、アカシカなどの野生動物も生息しています。また、氷河の力が生んだジェンデ湖は、公園の見どころのひとつです。全長約 18km、幅は最も広い場所でも 1.5km と細長く、氷河形成の特徴的な形を示しています。氷河から溶け出した細かい堆積物により、湖はエメラルドグリーンに輝いて見えます。

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