サラダ・デ・トレビエハ湖, スペイン アリカンテ県
© Juan Maria Coy Vergara/Getty Image
ピンクに輝く湖水
通常海や湖などを訪れると、人は自然に、浅瀬の淡い水色から深淵の濃い紺色への、青のグラデーションを期待しますが、ここスペインのアリカンテにあるサラダ・デ・トレビエハ湖の水は、幻想的なピンク色、予想を覆す驚きの光景が広がります。特にピンク色の湖に沈む夕日の景色は絶景です…
サラダ・デ・トレビエハ湖は塩湖であり、高い塩分濃度に適応した藻類が生息しています。これらの藻類は、直射日光から体を守るため、体内で大量に天然色素のカロテノイドを作ります。それにより水面がピンクに染まります。さらに、この藻を食べた小さな甲殻類がピンク色になり、甲穀類を食べたフラミンゴもピンク色になるのです。
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