バルデス半島沖のミナミセミクジラ, アルゼンチン

バルデス半島沖のミナミセミクジラ, アルゼンチン

© Gabriel Rojo/Minden Picture

ミナミセミクジラの移動

好奇心が強く、「地球上で最も優しい生物」 と称されるミナミセミクジラは、ここバルデス半島では保護計画により、激減していた生息数もゆっくりとではありますが、回復傾向にあることが確認されています。最大体長は 18m 以上、最大体重は 80 ~ 90t 以上、出生体長は 4.5 ~ 6m の大型の海洋哺乳類です。

バルデス半島は南米アルゼンチンにある半島で、大西洋に面し、カルロス・アメギノ地峡で本土とつながっています。また、ミナミセミクジラやミナミゾウアザラシの重要な繁殖地となっていることなど、動物相の豊かさや重要性が評価され、1999 年に自然遺産として登録されました。

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