「蓑掛岩」静岡県, 南伊豆町

「蓑掛岩」静岡県, 南伊豆町

© Krzysztof Baranowski/Getty Image

今日は海の日. 「蓑掛岩」静岡県, 南伊豆町

今年は今日が海の日です。伊豆半島の最南端、大瀬海岸沖には、たくさんの奇岩があります。静岡県南伊豆町のこの奇岩は、「蓑掛岩」と呼ばれています。その昔、伊豆に流された修験道の祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が不思議な蓑で空を飛んでいる途中、この岩に蓑を掛けて一休みしたといわれています…

役行者は伊豆でアシタバを発見して広め、アロエの薬効で人々を疫病から救ったそうです。この奇岩は岬の先端が波に浸蝕されたもので、干潮になると海が割れ、道が現れて陸とつながる「トンボロ現象」も見られます。お正月の前後に蓑掛岩の真後ろから朝日が昇る姿は見事で、初日の出の名所となっています。

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