「宇治の茶畑」京都府, 宇治市

「宇治の茶畑」京都府, 宇治市

© Tuul and Bruno Morandi/Alamy Stock Phot

今日は八十八夜. 「宇治の茶畑」京都府, 宇治市

今日は八十八夜。この日に摘んだお茶はおいしい、この日にお茶を飲むと長生きする、といわれています。写真は最高級の日本茶の産地、宇治の茶畑です。宇治川が流れ、よく霧が出て、お茶の大敵である霜が降りません。雨量も程よく、山間部で適度な寒暖の差があるため、お茶の栽培には最適な場所です…

足利義満の時代には宇治のお茶の品質は日本一と認められ、豊臣秀吉や徳川家康ら天下人も宇治のお茶を愛飲しました。覆下栽培といって、寒冷紗をかけてうま味豊かな茶葉を育てる方法や、現在日本茶の主流となっている煎茶の製茶方法、玉露と呼ばれる最高級の煎茶も、すべてこの地で生まれました。

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