「ウィニペグ湖」カナダ, マニトバ州

「ウィニペグ湖」カナダ, マニトバ州

© Mike Grandmaison/Jaynes Gallery/Danita Delimon

水質改善進行中. 「ウィニペグ湖」カナダ, マニトバ州

写真はカナダで 6 番目に大きな湖、ウィニペグ湖です。この名前は、クリー語で「泥だらけの海」という意味だそうです。漁業が盛んで、南岸一帯は州都ウィニペグの保養地となっています。氷も融けて、これからいよいよ藻類が繁殖する季節です。ウィニペグ湖は富栄養化が進み、水質悪化が問題になっています…

ウィニペグ湖にはカナダ 4 州、米国 4 州から排水が流入します。リンと窒素が過剰となり、湖面のほぼすべてがアオコに覆われるなど、藻類の繁殖が漁業や観光の妨げとなっています。カナダの環境気候変動省は大規模な予算を投入し、生態系の完全回復を最終目標として、水質改善に取り組んでいます。

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