「ククルカンの神殿」メキシコ, チチェン・イッツァ

「ククルカンの神殿」メキシコ, チチェン・イッツァ

© Somatuscani/Getty Images Plu

今日は「秋分の日」. 「ククルカンの神殿」メキシコ, チチェン・イッツァ

今日は「秋分の日」。春分の日とともに、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。彼岸の中日でもあり、暦の上では秋の始まりです。メキシコ、チチェン・イッツァの「ククルカンの神殿」にも、蛇の神の姿が浮かび上がっています。このピラミッドには、秋分と春分の日だけ、西側の階段(写真左側)に、蛇の姿が影によって現れるのです…

この神殿は、実はマヤ暦のカレンダーとなっています。ピラミッドの4面それぞれには、91段の階段、合計364段の階段があり、頂上の部屋を加えて、365段=1年を表しているのです。高度な天文学の知識をもつ古代マヤの人々にとって、秋分は何を意味する日だったのでしょうか。

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